
慶應小論
授業期間
- 前期
- 2022.4.23 〜 7.9 (全10回)
- 後期
- 2022.9.10 〜 11.26 (全10回)
- 曜日
- 毎週土曜日
- 時間
- 14:30〜17:00

内容
『慶應小論』で獲得するのはズバリ「ロジカル・シンキング」の習慣。混迷を極める世界の中で、求められている力は「自分の頭で考える力」です。そのベースとなるのがまさに「ロジカル・シンキング」です。これは、「英語」とならんで、世界基準で必須の力とされています。世界は今、「正解のない問題への解決能力」を持った人材を求めています。常識や伝統に縛られずに、自分の頭で考えて「問題を発見する力」を磨くこと。そして、自らの考えを、相手が納得するような論拠・根拠を用いて、理路整然と論理的に伝える力が必要です。難易度の高い小論文試験で有名な慶應義塾大学入試の小論文対策としてはもちろん、その他国内難関大、また留学を視野に入れている方もぜひとも受講してください。一生の財産になります。
大学受験の小論文で高く評価されるのは、自分独自の意見・主張を、読み手が納得する根拠、理由付けを伴って述べている答案です。意見の「正しさ」よりも、「なぜ」そのように考えるのか?根拠は何か?を的確に文章にして表現することが大切です。この授業では、討論をしながら、主張やその根拠の妥当性を深めます。こうした討論を通して「なんとなく」ではなく、自分の考えを「言語化」して相手に伝える力が身につきます。さらに、様々な意見に耳を傾け、他者の考えを尊重する姿勢も身につけます。
慶應が取り上げる課題文には、現代社会が抱える様々な問題が含まれています。まずはこれらをきちんと理解し、議論の「土台」を築くことが大前提です。背景知識や話題の論点など、様々な角度から問題をとらえるために、読書課題もあります。常にアンテナを張り、ニュースや新聞を通して、現代社会の問題発見、論点抽出、解決策模索を自らする姿勢を身につけるために、授業の際は毎回、一人ずつ「今週気になったニュース」を紹介してもらい、論点と解決策を発表してもらいます。
こんなことが身につきます
グローバルな世界での「共通言語」としての「論理力」を磨きます。ロジカル・シンキングを習得することで、小論文の答案作成はもちろん、ディスカッションで適切な発言をする力も磨きます。指定の「読書課題」を通して、視野・教養を広げることで、日本語の評論文はもちろん、英文の読解力までアップさせます。
予習
週あたり3〜4時間