


解説
おなじみのS+V+O+ to不定詞が聞かれていることに気がついたでしょうか。この形で使えるのは、ここでは urge のみです。urge A to do は「Aに〜するようしきりに促す」となります。 urge は urgent「緊急の」や urgency「緊急」とセットで覚えておきましょう。
hope は S+V+O+ to不定詞 で使えない動詞として頻出です。hope to do と区別しましょう。
forgive も S+V+O+ to不定詞 では使えません。同じ「〜を許す」でも allow なら S+V+O+ to不定詞 で使えます。
日本語の意味が同じだからといって、英語の語法が同じということにはなりません。
Treasury は Treasury Department のことで、アメリカなら「財務省」です。Congress は普通は「米国議会」を指します。英国議会は Parliament であり、日本の国会は the Diet で表します。
debt ceiling は「債務の天井(=上限)」のこと。アメリカでは政府債務残高に設定される法定債務上限を2年間停止させていました。「債務上限を停止させる」ということは、「借金の上限をなくす」ということです。しかしこれが、今年の7月31日に期限を迎える(= 借金に上限が設けられる)と、キャッシュが不足してしまう事態に陥る可能性が高いため、この上限を引き上げるよう、財務省が議会に促しているというニュースです。
https://www.wsj.com/articles/u-s-treasury-evaluating-various-scenarios-for-debt-limit-reinstatement-11620217869