解説
*オリジナルは四択ですが、三択に変更しています。
「新製品が( )になったらすぐに」とあり、became の直後の補語が空所になっています。形容詞が並んでいます。英文法の観点からはいずれも置くことができますので、意味・文脈で考える問題です。become available なら「入手可能になる」です。
feasible は形容詞で「実行可能な」の意味です。同義語として viable を覚えておきましょう。方法や計画などが「実行可能な」という意味で使います。
tangible は形容詞で「明白な、疑う余地のない;触れられる、有形の」の意味です。反対は intangible で「つかみどころのない;無形の」となります。a tangible asset は工場や建物などの「有形資産」を指し、 an intangible asset はソフトウェアや著作権などの「無形資産」を指します。
as soon as ... は「〜するとすぐに」の意味ですね。As soon as I get home, I will send you an e-mail. (家についたらすぐに、メールをお送りします)において、「家にはまだ着いていない」からといって、As soon as I will get home としてはダメでした。「時・条件の副詞節内では、未来を表す will は使わず、現在形で表す」がルールです。
そして、今日の問題にあるように as soon as ...は「過去」のことも表せます。「その新製品が利用可能になったらすぐに、電話をするよう店のアシスタントに頼んだ」とあります。as soon as の中の動詞は過去形ですね。
「未来を表す will は使わず、現在形で表す」と覚える際に、しっかりと意識して覚えないと、なんとなく「過去形はダメ」とルールを広げてしまうことがありますので、注意が必要です。