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解説
made by Turkey とすれば「トルコによって製造された」となり、Armed low-cost drones の説明となります。drones と make の関係は、「 S (drones) が V (make) される」の「受動関係」となり、過去分詞の made が必要です。
making とすると現在分詞と考えられますが、「 S (drones) が V (make) する」という「能動関係」になってしまいます。「drones が何かをつくる」のではありませんし、making の直後に目的語が置かれていない点もおかしくなります。
to have made Turkey となると、「トルコをつくった」となりますが、主語は Armed low-cost drones と捉えるしかありませんので、「ドローンがトルコをつくった」となり不自然な意味になります。
トルコ ( Turkey ) が低コストの戦闘用ドローン ( drone ) を開発したというニュースです。armed ですから「武装された」という意味です。価格が手ごろ ( affordable ) にも関わらず、ミサイルを搭載することができ、戦車 ( tank ) などを破壊する威力があります。軍事予算の少ない比較的小さな国でも導入ができ、戦場の様子を変える可能性があると言われています。
今回のドローンがトルコ製であることがポイントで、ロシア ( Russia ) が後ろ盾している勢力に対抗する際に、このトルコ製のドローンが大きな影響力を持つかも知れません。
戦闘用のドローンは既に中国が、中東やアフリカに輸出をしており、実際に戦闘に使用されていると分析されています。
https://www.wsj.com/articles/armed-low-cost-drones-made-by-turkey-reshape-battlefields-and-geopolitics-11622727370