解説
give A the cold shoulder で「A によそよそしい態度を取る」の意味です。核交渉に関して、北朝鮮がアメリカ合衆国に「よそよそしい態度」を取ったとなります。動詞は give ですから、第4文型で使えます。
the right shoulder は文字通りは「右肩」ですが、lay the blame on the right shoulders で「責めるべき人を責める」の表現があります。right には「正しい、間違っていない」の意味もありました。
broad shoulder(s) は文字通り、「広い肩幅」です。
shoulder はカタカナでは「ショルダー」ですが、-ou- の部分はスペル通り「ou」という発音です。shoulder は文字通りの「肩」だけでなく、比喩的な意味もあるのは、日本語も同じで興味深いです。日本語でも「肩にかかる」「肩の荷が下りる」「肩入れする」など、「責任・負担」などの表現があります。全く別の言語でも、同じような意味にたどり着いているようで、不思議でなりません。
アメリカのバイデン政権が、北朝鮮の金正恩 ( Kim Jong Un ) 政権と核兵器に関する交渉を進めようとしましたが、これを北朝鮮は「冷遇した」とあります。
トランプ前大統領とは三度に渡り交渉した北朝鮮ですが、結局目に見える成果が得られていないだけに、バイデン政権への期待が高まりますが、現時点では大きな進展はなさそうです。
https://www.wsj.com/articles/north-korea-gives-the-u-s-the-cold-shoulder-on-nuclear-talks-11624439530