解説
make it to A で「 A にたどり着く」の意味です。make it to Keio なら「慶應にたどり着く」→「慶應に合格する」の意味にもなります。
make up for A 「A を補う、償う」です。同義語として compensate for を確認しましょう。
make away with A 「A を持ち逃げする」です。make away with money なら「お金を持ち逃げする」となります。同じ意味で、make off with A となる場合もあります。
Fossilized footprints show humans made it to North America much earlier than first thought.(足跡の化石から、人類が北アメリカに到達した時期は、当初考えられていたよりもずっと早かったことがわかりました。)
fossil は「化石」です。例えば、fossil fuel なら「化石燃料」です。fossil から類推して、fossiled は「化石化した」となります。人間の足跡の化石を分析した結果、新たなことがわかってきたようです。動詞の show は現在形ですが、新聞見出しですので、過去形(または現在完了形)として理解します。
人類の祖先はユーラシア( Eurasia )大陸からアメリカ大陸へ、陸続きだった現在のベーリング海峡を渡ったとされています。この陸橋を Beringia と呼ぶ場合があります。氷河期( the Ice Age )の終わり頃、約1万3千年〜1万6千年に渡ったとされてきましたが、この研究では、少なくとも2万3千年前には北アメリカに到達していたとしています。
https://edition.cnn.com/2021/09/23/americas/footprints-humans-arrive-in-north-america-scn/index.html