解説
*オリジナルは四択ですが、三択に変更しています。
swear at A で「A(人)をののしる」の意味です。後半に「罰せられた」とありますので、なにか悪いことをしたと考えて選びます。
misbehave も「無作法にふるまう」ですから、意味的には空所に入りますが、それはあくまでも「日本語で考えれば入る」ということ。misbehave at ... のようには使わないので選べません。
taunt の意味がパッと出る人はとてもよく勉強していると思います。「(人)をあざける」ですから、これも意味的には入りそうです。しかし、この単語は通常、他動詞で使いますので、at につなげることはできません。
英文法の問題のレベルが上がると、swear, misbehave, taunt のように同じ品詞の「同じような意味」が選択肢に並び、その中から「語法」の観点から正しいものを選ばせる問題が増えます。
swear の過去形、過去分詞形を正しく書き、発音できるでしょうか?ちょっと試してみてください。swear at A は「A(人)をののしる」という悪い意味ですが、swear は「誓う」の意味もありますね。「ののしる」と「誓う」は意味的に反対とも言えそうなほど、幅がありますが、どちらも「強く声に出して言う」という点は共通しています。
単語を覚える際、その単語にプラスまたはマイナスのイメージを持ちすぎると、長文読解の妨げになることがありますので、いろいろな意味を辞書でしっかりと見る習慣をつけましょう。すべて覚えるわけではありませんが、目を通しておくと後でじわじわと役に立ちます。