解説
considerable は通常、名詞の前に置き「かなりの、相当の」を表します。形容詞です。
considerate も形容詞です。「思いやりのある, 優しい」の意味です。considerable と違って、補語の位置、つまり、it is considerate of A のように使われることが多いです。
considering は前置詞または接続詞で「〜を考慮すれば」を表します。
There is a ( ) amount of research about the factors that make a company innovate.
2022学習院大(文・理)considerable は通常、名詞の前に置き「かなりの、相当の」を表します。形容詞です。
considerate も形容詞です。「思いやりのある, 優しい」の意味です。considerable と違って、補語の位置、つまり、it is considerate of A のように使われることが多いです。
considering は前置詞または接続詞で「〜を考慮すれば」を表します。
There is a considerable amount of research about the factors that make a company innovate.(企業がイノベーションを起こす要因については、相当量の研究がなされています。)
形容詞には2つの働きがあります。1つは名詞を修飾する「限定用法」、もう1つは補語になる「叙述用法」です。いかにも文法用語という感じですが、覚えてしまうと形容詞の理解が深まります。
considerable と considerate はいずれも形容詞で、意味が紛らわしいため、よく出題されますが、considerable は「限定用法」で使われ、considerate は「叙述用法」で使われやすい(限定用法で使えないわけではない)ことを知っていればヒントになることがあります。この問題では amount という名詞を修飾する「限定用法」の形容詞だな、と考えて選択肢を絞ります。
こうしたヒントを使った上で、最終的な意味を確認しましょう。a considerable amount of A 「相当量の A 」のようにフレーズで覚えておくことをおすすめします。