解説
inform A of B で「AにBを知らせる」の意味です。これを受動態にすると A is informed of B となります。ここでは、動詞 keep が使われていますので、keep O C であると捉えて、O と C の関係を考えます。「me ( = I ) が inform される」という関係が成立しますので、O と C は受動関係となり、その場合は C の位置に過去分詞が置かれます。
inform A of B という形をそのまま覚えておく必要があります。of の代わりに about を置くこともできます。of が「〜について」を表す場合があることは知っておくと便利です。
Please keep me informed of the development of the case.(これからも事件の進展について教えてください。)
keep O C のように第5文型の動詞に続く、O C の部分で C を空所にした問題が頻出です。典型例は現在分詞か、過去分詞かという出題です。基本は O と C の関係が「能動関係」であれば現在分詞、「受動関係」であれば過去分詞を選びます。
「能動関係」か「受動関係」か見分ける際は、O と C に置かれる語を抜き出して考えます。例えば、me と inform であれば、「me(私)が inform する」なら能動関係、「「me(私)が inform される」なら受動関係となります。